- 関西学院大学文学修士(心理学)
- 公認心理師
- 精神保健福祉士
- 臨床心理士(財)日本臨床心理士資格認定協会認定
まずは、お話をうかがうという局面もあれば、解決を一緒に探るという局面もあります。
お話をうかがううちに、患者さんご自身が“気づき”を得るという局面もあります。
それは、時に面接技法で言えば、ブリーフ・サイコセラピーや認知行動療法(CBT)といった形式になることもありますが、そういった理論や技法よりも患者さんの個性や特性を重視しています。
話すことは、様々な“思い”を放す、つまり手放すことにつながるとも言われます。
対話を通して、患者さんご自身が色々なことに気づかれることも多く、その気づきの中から、生活の中での取り組みを考えていきます。
対話を通して、患者さんご自身が色々なことに気づかれることも多く、その気づきの中から、生活の中での取り組みを考えていきます。
対話を中心とした面接のプロセスの中で、必要に応じて以下のような手法を行うこともあります。
- 描画療法(主に、風景構成法)
- マインドフルネス(瞑想)による気づきのトレーニング
- 呼吸調整法、漸進的筋弛緩法、そして自律訓練法によるリラクゼーション
ブリーフ・サイコセラピーは、ミルトン・エリクソンの姿勢や考え方に影響を受けた心理療法です。患者さんがもっておらえる強みや資源を活用して、その人なりの解決をイメージしてもらい、それに従って援助的な関わりをします。または、困りごとや問題のパターン化をくずす提案をしていきます。
認知行動療法は、認知(ものごとの捉え方・考え方)の歪みを修正するものと説明されることもありますが、それは誤解です。患者さんの困りごとに、認知(イメージ)や感情や行動がどのように影響し合っているかに気づき、そこから解決の道筋を考えていく、問題解決のスタイルです。
不眠に対する行動的技法、うつ状態への行動活性化、あるいは曝露反応妨害法などが用いられることが多いです。
不眠に対する行動的技法、うつ状態への行動活性化、あるいは曝露反応妨害法などが用いられることが多いです。